中学校や高校になると理科の実験で白衣を着るようになることも多くなります。白衣は自分で買うように言われるのが一般的で、学校で貸与することはあまりありません。このときにどのような買い方の選択肢があるのでしょうか。
通販は白衣の購入方法としてよく用いられているので、どのようなメリットがあるのかを確認しておきましょう。
中学校や高校の理科の実験で白衣を着ることになる場合には、大抵はその学校でまとめて販売をしています。大学以上になると生協で販売されているのが一般的ですが、中学校や高校の場合には年度始めに教科書などを買うのと同じタイミングで販売されるのが通例です。
一年生の理科から実験がある場合には入学手続きをしたときに同時に購入を申し込めるようになっていることもあります。学校が業者と提携している、あるいは都道府県、市町村が業者を指定しているお陰で、定価よりもやや安く購入できるのが一般的です。
学校によっては名入れをしていて、授業中に生徒の名前がわかるようにしています。特に名入れをしている場合には原則として購入するように言われることが多いでしょう。
特に学校指定の白衣がない場合や、販売されていても他のものを選んでも良い場合にはどのような買い方をしても問題はありません。
必ずしも学校で販売している白衣が理科の実験をするのにベストなものとは限らないので、あえて他の買い方を検討してみても良いでしょう。
白衣は医師や看護師、実験科学者や大学の先生など、様々な人が着用しています。専門性の高い職種に就いていて実験や治療をするときの作業着としての役割を果たすことから、作業服の専門店であれば大抵は取り扱っているでしょう。
また、バラエティーショップなどでも白衣を置いていることがあります。ただ、一般的なファッションショップでは取り扱いがないことが多いので気をつけなければなりません。
店頭で購入する方法に加えて、通販を使って白衣を買う方法もあります。通販の場合には店頭で購入するのとは違って送料がかかってしまうという問題はありますが、店頭で探すよりも商品のバリエーションが豊富で、より良いものを見つけ出せる可能性が高いのが魅力です。
学校で販売している白衣は大抵理科の実験で使うには過度に安全性を重視していることが多くなっています。結果として厚手で動きにくく、価格も高めになっているのが一般的です。実際には中学校や高校で行う理科の実験では硫酸などの薬品が付着したときに体を守ることができるのが最も重要で、それに加えて教室内で歩き回ったときに邪魔にならないようなデザインになっているのが理想的でしょう。
基本的には安い白衣でもこのような条件は満たしています。もっと安い白衣を探したいと考えたら通販で価格比較をしてみるのが賢明です。ショッピングモールサイトを使えば簡単に安い白衣を探し出すことができるでしょう。
一方、白衣にもデザインはたくさんあるのでファッション性を考えて選ぶのも一興です。他の生徒たちと比べて綺麗な白衣を着ていたら注目の的になるかもしれません。色も白に限らず、ピンクや青、緑などの様々なバリエーションがあります。
理科の実験では白色である必要がないこと多いので、好みの色のものを選んでみるのも良いでしょう。豊富な選択肢があるので、自分の好みに応じて選べるのが通販を使うメリットです。
通販で衣類を買うときにはサイズが合うかが悩みになりがちです。しかし、理科の実験で着るような防護服としての白衣の場合にはそれほど気にする必要はありません。サイズもLL、L、M、Sといったシンプルな形で決まっていて、身長でどれを選べば良いかがわかるようになっているのが一般的です。
これは普段着ている服の上から羽織るようにして使うのが前提になっているからです。ぴったりと体にフィットしなくても問題ないことから、大まかにサイズが合っていれば十分に白衣として機能してくれます。男女でデザインに違いがあるのが通例ですが、ユニセックスになっているものもあります。
兄弟がいるようなときには使い回せるようにユニセックスの白衣を選ぶのも合理的です。通販で買ってもしサイズが違っていたらどうなるのかと悩む人もいるかもしれません。ショップによって対応は違いますが、サイズがあまりに違って着られないような場合にも送料を負担するだけで交換してくれることがほとんどです。
身長を目安にしてサイズが決まっているため、低身長で太っている人や、高身長で痩せている人はもしかするとサイズが合わないこともあります。その場合にも送料だけ負担するという覚悟を決めていれば心配はないのです。
ショップによっては問い合わせると近くで試着できる店舗を紹介してくれたり、サンプルを送ってくれたりすることもあるので、サイズに関する悩みがあるなら並行して検討しておきましょう。
白衣を通販で買うときに気をつけておきたいのが、理科の実験で使うのに適している白衣以外にもたくさんの白衣が販売されていることです。
用途に合わせて適切な白衣を買わないと着ている意味がないこともあります。基本的には理科の実験の目的で着る白衣は防護服なので、綿製で燃えにくく、硫酸や水酸化ナトリウムなどの薬剤に対しても強いことが求められます。
しかし、医療用の白衣の場合には薬剤耐性が高いわけではなく、むしろ伸び縮みしやすいなど動きやすさを重視してデザインされていることも少なくありません。実験用の白衣は厚手になっていますが、同様にして夏向けの医療用白衣であれば薄手になっていることもあります。
このような違いがあることを念頭に置いて、用途に合っている白衣を選び出すようにしましょう。作業服を専門として扱っているショップの通販サイトでは用途に応じてカテゴリ分けをしています。しかし、ショッピングモールサイトなどではそのような分類をせずに取り扱っている店舗も出店しているので注意しましょう。
用途が明記されていない場合でも、モデルがどんなシーンで着ているかを見てみるとすぐに理科の実験に向いているかどうかは判断できます。また、素材なども加味して適切なものを選び出しましょう。
参照→ナース服カタログ